投資信託は資産運用に向いているのか?

投資信託はじっくりと寝かせて殖やす
資産運用に最適な金融商品です。

一つの会社にターゲットを絞らずに、長期的、国際的に分散投資を行うには大変良い手段です。

もちろん、運用方針に従って投資信託を選び、また、保有方法、メンテナンスなどを理解していることが前提です。

人気商品や販売員に勧められるがまま購入していては、投資ブームの時は儲かりますが、結局、最後は損をしてしまう可能性もありますので、購入には計画が必要です。

投資信託は分散投資の手段

投資信託は、分散投資の手段です。

例えば、「日本株式TOPIXインデックスファンド」という名前の投資信託があるとします。
この投資信託は「東証1部上場企業全社に分散投資をしている」という理解が必要です。

良くある質問の一つですが、
「投資信託は価格が0円になり、元本がなくなってしまうことがありますか?」と心配される方が少なくありません。

投資信託は、分散投資の手段であることを理解していれば、ゼロ円になるということは、どんなケースか理解できると思います。
ゼロ円になることは、極めて現実的なケースではありませんね。

分散投資→成長企業と倒産企業はどっちが多い?

上場優良企業でみれば、成長企業が多くなるのは当然です。
成長企業を倒産企業が上回ったら、既に資本主義経済は消滅していますよね。

一つの企業に対して、それは「儲かるのか、損するのか」という視点では答えはわかりません。
しかし、倒産企業より成長企業が多いことが理解出来れば、分散投資による投資効果も期待出来ると考えられるのではないでしょうか。