投資信託が恐い?まずはこれを読んでください!

投資とはお金を貸すこと?

さて、資産運用を始める前には・・・
まず、「投資」の原点を知ることが大切です。

「投資」の原点。少し難しく聞こえてしまいますが、とても簡単なことです。
お時間があればもう少し読んでみてください。

あなたが「投資」したそのお金は「何処で、何に使われているのか?」ということが大切であり、資産運用でこの考え方を知ると知らないでは、結果に差が出るはずです。

例えば、国債(国の発行する債券)を購入します。
あなたが国債を購入したそのお金は、国(国民)のために使われます。
つまり、あなたは、国債を購入することで、国にお金を「貸し」、国のために貢献しているということです。(少し大げさです が・・・)


「投資」とは、お金を「貸す」こと。


企業の株式を買うということは、その企業の事業発展のためにあなたのお金を使ってもらう事。
その結果として、企業の利益が上がれば、配当や値上り益として、受取ることができます。

どの企業にお金を貸せば、効率よく戻ってくるかを考えれば、きっと良い資産運用ができるはずです。

この世は、何もかも「株式会社」で成立している。

例えば、

朝起きて歯を磨く!その歯ブラシを生産しているのは「株式会社」
通勤のために最寄駅までバスに乗る!そのバス会社も「株式会社」
駅からは電車に乗り換える。その電車の会社も「株式会社」
ようやく到着した勤務先!その勤務先もやっぱり「株式会社」
会社に着き、仕事前に飲む缶コーヒー!生産しているのは「株式会社」
缶コーヒーを購入したコンビニもまた、「株式会社」

一つの株式会社のみで考えると、その会社は成長するかもしれないけれど、倒産するかもしれません。


しかし、資本主義経済下にある上場株式会社全体で考えた場合はどうでしょう。

「成長する会社」と「倒産する会社」のどっちが多い?と言うことになります。
当然、利益追求を原動力として動く経済体制である、資本主義経済が成立している以上は、株式会社が存続される。

つまり、資本主義経済がこれまでのように成立していれば成長する会社が多くなり、分散投資が報われる可能性があるわけです!

資本主義経済下の株式投資は報われる!

資本主義って考えたことありますか?
実は、分散投資をする上で、資本主義について知っておくと安心して資産運用が行えます。

「資本主義経済」を辞書で調べると
「資本家による利潤の追求を原動力として動く経済体制」
資本家(投資家)は、経済発展を目的に株式会社への投資をして「利益を追求」する。

この「利益を追求」する生産活動こそが資本主義経済体制という事。

・資本主義経済は株式会社の利益追求によって成立している。
・資本主義経済は株式投資によって成立している。
・資本主義経済は株式会社によって成立している。
・裏を返せば、利益追求する株式会社があってこそ資本主義経済が成立している。
・多くの株式会社が利益追求に成功し、初めて資本主義が成立していることになる。
・株式投資が報われなければ、資本主義であるこの世が成立しないと言うことに・・・・


つまり、資本主義のルール上、株式投資は報われなければならないわけです。
世界の資本主義経済下の優良株式会社全体に分散投資をし、じっくりと一定期間を待ってあげれば成長するというわけです。

「一企業への投資」と「複数企業への投資」はどっちが安心?

「一企業に投資する場合」と「複数企業に投資をする場合」 どっちが安心でしょうか。


答え:分散する複数企業の方が安心ですね。

一社に投資をして、残念ながら事業が発展せずに倒産したら、資産も戻ってきません。
一社への投資は、その会社と運命共同体となるわけですから「大好きで応援したい」などの気持ちがなければ安易にできません。

しかし、複数企業に投資をする場合は、たとえ一部が倒産しても、資産が全部なくなるわけではありません。

投資信託は「複数の企業に投資をするための手段(ツール)」です。

資本主義経済という仕組みがお金を殖やす!

資本主義経済は、お金の貸し借りを原動力として成り立っている経済体制です。
お金の貸し借りにより得られる「配当・金利」が直接の原動力ですね。


お金を貸した人には、配当金利というプレゼントが贈られる。
お金を借りた人は、借りたお金に配当や金利という謝礼を上乗せして返す。


例えば


住宅ローンを貸す銀行は、元本にプラスして金利がもらえるから貸す。
株式会社にお金を貸す人(投資家)は、配当をもらえる可能性があるからこそ投資する、
また、借り方である株式会社も配当を支払うために必死に事業を拡大する。

こんなふうに世の中は成り立ち、お金が循環しています。


もしも・・・・
配当や金利の支払いがなかったらどうなるのか?


そうです、お金の循環が止まり、経済活動そのものが成り立たないということになります。

つまり、資本主義経済は、「配当や金利の報酬は原則としている経済体制」なのです。
だからこそ、お金が循環し、経済活動が成り立ち、これまでも不成立することなく成長を続けているのです。
もちろん上下はありますが・・・・


株式会社一社に投資をすれば「成長」か「倒産」かの賭けになりますが、資本主義経済下の株式会社に分散投資をすれば、結果はわかりますよね!


あとは、分散投資の方法です。
予測できないタイミングを計る売買は、経済の動向、相場を見ながら「ワクワク」感を楽しむ方法。(私も個人的には大好きですが・・・・・)難易度も高いので、限られた人しか達成できないかもしれません。
大切な資産を殖やす事を考えると、あまりおすすめは出来ない方法です。

では、どういう方法で分散投資すればいいのでしょう。

株式投資の本質は応援!

株式投資というと、一般には、株を買って儲けることと理解されているでしょう。
しかし、株式投資の本質は、応援と考えます。

株式を購入するということは、そのお金を株式会社の事業資金として使用してもらい、
「事業が拡大、成長した暁には、その成長リターンを私に分けてくださいね。」ということです。

つまり、株式投資の本質は、企業にお金を貸し、事業発展を助け応援するのです。
応援ですからじっくりと成長するまで待つことが基本です。

株式投資には、
「1人(ひとつの企業)に投資」する場合と
「複数(企業全体)に投資」する場合があることをご存知ですか?

一般に株式投資は「1人(ひとつの企業)に投資」する事を想像しますが、投資信託を利用すれば「複数(企業全体)へ同時に投資」する事も可能です