投資信託の心構え

分散投資によってリスクを軽減できるのが投資信託の大きな特徴ですが、上がったり下がったりするのが市場の原理。成果がでるのに時間がかかるのも特徴です。

そのため、運用する資金を使用する明確な「目的」、使用するまでの「期間」、運用している間にどれだけの下落に耐えられるかの「リスク許容度」が決まっていないと、不測の事態の時にパニックに陥ってしまいます。

投資信託も商品によって運用対象が異なり、それによって値動きの幅も変わってくるので、自分の目的、性格に合った商品を選ぶのが重要になってきます。


商品の購入後にも心構えが大事です。


思いもよらない値上がり時には・・・利益がでているので利益の確保をしたくなる。
思いもよらない値下がり時には・・・損失が増えてしまうので早いうちに売却したくなる。

と、多くの方が思ってしまうものです。特にテロや戦争が勃発して大幅に下落したときなどはなおさらです。

こういった時こそ、じっと我慢して持ち続けることが、資産を守り、殖やすことに繋がっていくのです。

投資信託を使った資産運用は中・長期間になることが非常に多いです。長い期間継続していくためにも、一貫したアドバイスをしてくれる専門家がいると、安心できるのではないでしょうか。