投資信託の失敗 その1・・・・「安く買って高く売る」こと は重要ではない。
投資教育を受ける機会のない日本人は、「安く買って、高く売る」ことが成功への近道だと間違った「理解」をしていますので、まず、正しい情報を身につける事から始めることが大切です。
安く買って高く売る行動で、常に勝ち続けることは大変難しいことです。
相場の良い時に儲けて、下がった時に損を被る。
まずは、不確実で当たらない「相場観」を押し殺すことが重要です。
投資信託の失敗 その2・・・銘柄の絞込み
「○○証券で販売している○○ファンド」が良い、「××銀行で販売している○○ファンド」が良いなど、投資信託そのものの収益がよければ、資産が殖えるわけではありません。
投資信託の失敗 その3・・・ランニングコストを確認する
資産運用では、毎年かかる管理手数料(信託報酬)を安く抑えることが重要です。
必ずコストを確認することです。
「人気投資信託」「金融機関おすすめの投資信託」の中には、大変コストの高い商品もあります。
自分にとって、本当に希望の商品なのか、ライフスタイルにあっているのか、いったい誰にとってオススメなのか、よく検討しましょう。投資期間や年齢、性格や価値観などによっても、最適な商品は様々です。
「コストが高い=悪い」ではありません。その理由と期待を良く理解することが重要です。